2010年1月16日土曜日

キンベル美術館

少しずつやっていた35mmポジフィルムのデジタイズが少しできた。



記録を見ると1989年撮影になっているから20年以上たっている。



撮影したカメラは不明だがダラスに持っていったのは確かオリンパスのカプセルカメラだったように記憶している。距離計連動カメラにしてはまあまあ良く写っていると思う。フィルムはエクタクロームのASA64。



South_aproch



南側アプローチから見たところ



今、平行してこの敷地全体をモデリングしているが、かなり傾斜のある敷地に建っていることがこの写真でもわかる。裏の搬入口は1階レベルにあるが、エントランスは2階レベルになる。



North_east_elev



搬入口と通用口?がある北面と東面。搬入口のある駐車場は、荷捌のため1階レベルがトラックの荷台高さになるように、更に下げたレベルになっている。(のだと思う)



が、実際行った時の記憶ではそんなに段差がある敷地には思えなかった。さすがに処理がうまいなあと今更ながら思う。



South_aproch2



南からのアプローチキャノピー



Water



北側のアプローチキャノピーと前面の水盤



Entrance_door



エントランス



Cafe_to_entrance



エントランスホール内部。手前右にカフェテリアがある。手前左と奥が展示室。エントランス正面はミュージアムストアになっている。



Book_store



ミュージアムストアというよりブックストア。ここで“LIGHT IS THE THEME”という本を購入



Cafe_terria



カフェテリアと自然光が入る中庭



Entrance_porch



エントランスキャノピーが、壁面に落とす影。光から沈黙へ



Entrance_to_aproch



エントランスホールから前庭を見る。沈黙から光へ。



手前のオレンジの線はトップライトから、反射板をすり抜けた直射日光の筋



Top_light



トップライト見上げ(エントランス部分)



反射板を通して雲の移ろいが見える。



反射板には無数の穴が開けられていてすだれ効果で透けて見えるが、穴の密度は展示室とホールとでは変えられている。



Slit



分節されたボールとの隙間から見える外部。



Patio



カフェテリア前の中庭



Entrance_to_patio



エントランスホールから見た中庭。



“物質は光が燃え尽きたもの”というカーンの言葉がわかる気がする。



今回デジタイズに使用したのは、ニコンのクールスキャン3でヤフーオークションで購入したもの。安かったので買ったが、スカジー接続でパソコン側に接続端子がなくそのままではつながらず、インターフェースボードも更に購入。しかし、ボードがこれまた古くvista用のドライバーがないので、OSをxpにしたパソコンを用意してやっと接続できた。スキャン自体もすごく時間がかかるし、スキャンしたままのrawデータは現像処理の段階でデフォルト設定だとダイナミックレンジが低く使い物にならないので現像にまたまた時間がかかってしまった。一枚当たり1時間以上かかっていると思う。なかなか大変な作業だった。



画像の解像度はブログにアップするためかなり落としています。



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