1851年イギリス、ロンドンで開かれた第1回万国博覧会の会場として建設された建物の名称で、日本語では水晶宮という。設計はバクストン。
もともと、バクストンは、当時イギリスで大規模な温室の建設が盛んだったが、この温室設計の専門家である。万博のパビリオンの設計に抜擢され設計を担当した。
9か月で竣工させるという短工期のため、使用される部材は統一され、あたかも現在の仮設プレハブ建築のような工法で建てられているが、鋳物を大規模に使っており、細部にいたるまで細かくデザインされているのは目を見張るものがある。
ブレースジョイントディテールをモデリングしてみた。
参考になる資料が少ないのでなかなかモデリングできないが、わかる範囲でやってみた。
当時の雰囲気を表すリトグラフが残されているが、それによると、センターのドーム部分のアトリウムには樹木が植えられていたようだ。
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