2010年9月13日月曜日

RUGコンテスト

8月締め切りの表記コンテストに応募した。応募資格はRUGの会員であることだけだ。ホームページから登録するだけで誰でも会員になれる。



RUGというのは、Revit User Group の略で、ホームページには、“Autodesk Revitユーザの相互の交流や、Autodesk社への要求を提言する活動などを通じてRevitをより使いやすくするとともに、建築情報を一元的に蓄積し、流通・活用するBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)の考え方に基づいた、新しい設計業務のあり方を追求するためのRevit公式ユーザ会です。”とある。



Revitを使ったパース部門と、Revitで使うファミリ部門(BIMの部品みたいなものでパラメータを設定することで変形や応用が可能)とがあった。優秀賞はラスベガスで行われるAU(オートデスク主催の製品紹介を兼ねた研修会みたいなもの)への招待や、HPのモバイルがある。



コンテストのために作るのは時間がなかったので、今までこのブログで作成してきたものをそのまま応募してみた。(いや、1点は遊びで半日で作ったアイデア勝負のファミリ)



結果は、優秀賞ではなかったが、4点応募して3点入賞だった。



1.浄土再現



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2.2重螺旋の博物館



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3.モジュールや階高に追従する対角に拘束されたカーテンウォールマリオン



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の3点である。



3番目のは、パースではなくこのパースに表現された対角線状に配置されたファミリである。これが階の高さや平面上の割り付けによって基準線に自動的に追従し、いちいち角度を計算して配置する必要をなくしたものだ。



1.の浄土再現は、このホームページにある一日の変化のアニメーションで応募したつもりなのだが、パースのコンテストということで一枚参考に付けた静止画で判断されたようだ。



講評を聞きに行ったが、この静止画の色が悪かったみたいだ。審査委員長は建築パースのプロで、日本レンダラーズ協会の会長さんだったが、もう少し色の具合が良ければみたいなことをおっしゃっていた。



実は、会場に行ったときに、応募案が印刷されて展示されていたが、自分で自分の作品を見ても白茶けて何だこれはと思った。そういえば、レンダリングしてテスト印刷もしないまま参考に付けたが、自分としては一番きれいな時刻をレンダリングしたつもりが印刷するとそうでもなかったみたいだ。印刷されていたのは、下の絵のような感じ。



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今度から印刷されて審査されることを頭に入れておこう。それともう一つ、ガンマ値というのがある。(ウィンドウズでは標準が2.2、マックは1.8)レンダリングソフトの出力も異なるし、ディスプレーの色合いも違ってくる。



さっそくeye-one display2という、ディスプレーをきゃりぶレーションできる機械をヤフオクで安く買って、今作業しているモニターをきゃりぶレーションしてみたところ、全く色合いが違って見える。キャリブレーション前のモニターで見た色が正しいと信じて、印刷テストもせずデータを出したのだからおかしくなるのが当然と言えば当然である。



まずここから気をつける必要があるみたいだ。3DCGを扱っていてこんな初歩的なことで失敗するとはまだまだですな。











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