2011年9月20日火曜日

小浜

2011年9月の3連休、福井県小浜市に行った。建物をみるというよりはほとんど観光旅行だった。
この時期小浜は放生祭というお祭りが行われている。今年は20年に一度、全ての山車が出る年で例年とは違い規模が大きかった。
Photo

小浜市街地
Photo_2
高層建築がほとんどなく、市街地近くまで山が迫っている典型的な地方都市。

山車
Photo_3

大太鼓
Photo_4

棒振り
Img_0477

本陣前での奉納
Img_0480

普段は、静かな街がこの日は観光客も多く活気づく。が、この場所は主催の八幡神社からはなれた区の本陣でそんなに人手は多くない。区というのは小浜市全体でかなりの数があるが、それぞれが山車や神楽を持っており、市中を回って各本陣前で奉納を行い最後に神社に集まるという流れらしい。八幡神社周囲は交通規制がしかれ屋台が建ち並びかなり混雑している。

酔月というレストランがあった。昔の置屋を改造した建物で、保存建物になってるらしい。保存建物というと記念館的に展示を行い建物自体を見せるのが一般的だが、ここは民間が運営するレストランで建物も見学できるようになっている。
Photo_5

2階客室 京風の格子窓が置屋の面影を残している。
Photo_6

2

酔月で食べたランチ 鯖寿司とそばのランチ
Photo_8

obamaー合衆国大統領と読みが同じということで近年話題になったが、古来、小浜は京都や奈良に日本海で採れた食を供給する場所であり、魚が豊富である。鯖街道、お水送り(奈良東大寺お水取りの水を送る瓜破の滝というのが小浜にはある)など京都、奈良と関連がある言葉がかなり残っている。
小浜の名産としては鯖以外に小鯛、ぐじ(甘鯛)、若狭かれい(ささかれい)など、今では高級食材が豊富である。

港にある水産センター
魚介類を発泡スチロールの箱単位で売っている卸売り市場だが、一般の人も買うことができる。この日はここの男たちも祭りで出払っていて閑散としていた。
Photo_9

Photo_10

ひもの各種
Photo_11

若狭かれいのひもの
Photo_17

焼き鯖
Photo_13

へしこ
Photo_16
鯖を糠漬けにした保存食

このほかに鯖やカマス、穴子、小鯛などのみりん干しも大変美味

フィッシャマンズワーフ
観光客用に推参センター向かいにたてられたお土産物や ここでも、同じものが買えるが個人用に小分けして売っているため少し割高?

Photo_14

夜の食事
すし良 (すし屋さん)の上握り3人前(1人前3000円)
Photo_15
銀座で食べる握りと違ってあまり握りの姿に凝ったりはしていないが、ネタの大きさと新鮮さから行くと銀座で食べると3倍から5倍の値段には確実になりそう。






0 件のコメント:

コメントを投稿