2010年5月25日火曜日

呉羽の舎

白井晟一設計の富山県の呉羽にある個人住宅。竣工が1965年だから40年以上経っている住宅である。なぜ省エネのカテゴリーで取り上げるかというと、庇の出寸法に着目したからである。この住宅の軒の出は1800mmもある。直射日光との関係を考えるモデルにちょうどよいと思ったからである。



この住宅の居間に差し込む直射日光について庇の出寸法を変化させてどう変わるかを調べてみたい。



そのために現在モデリング中である。



Model1_2



モデリングの途中だが、こんな感じの平屋の住宅である。屋根勾配は2寸2分と緩く庇の出が大きいため、かなり安定した外観である。



Model2



試しに、影をつけてみた冬至の時期でも庇がかなりの影を落としているのがわかる。





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