2010年6月22日火曜日

居間への直射

作成したモデルで表記をシミュレートしてみた。



Living_gaikan_web



作成したモデルの南側外観、正面のガラスが居間の開口部(外装マテリアルは、仮に設定しているため実際とは異なります)。



居間の床面に窓からどれだけ直射日光が入るかを午前8時から午後4時まで作図した。



下図の左が冬至、右が夏至である。



明るさが異なるのは、時刻によって太陽高度が異なり、そのため床面に対して入射する光量に差があるためである。



Touzi8



8時



Touzi9



9時



Touzi10



10時



Touzi11_2



11時



Touzi12



12時



Touzi13



13時



Touzi14



14時



Touzi15



15時



Touzi16



16時



右側が真黒である。アップし忘れたのではない。夏至には一切直射が入らないということだ。検証してみると、8時の時点で直射が入るのは8月31日から4月13日までの間だけであった。冬は日差しで暖かく、夏は直射が遮られ涼しいという、     庇の出の効果が充分機能していることになる。





外観完成

外観といっても南と東面だけで残りの面は作成していない。



できれば玄関周りは作りたいと思っているが、そもそもこのモデリングは、庇の出が大きな部屋は庇がない部屋と比べてどれだけ日射のコントロールができるのかをシミュレートするのが目的なのでこれで十分だ。しかし、この家の玄関外部のたたずまいがなんとも心地よい空間になっているのでぜひ再現したいと思っている。



Gaikan



この絵でも庇の効果は十分出ているのがわかる。



これから、居間(ガラス面を数えて南面の右から3つ目の部屋)について、部屋の床面にどれだけ直射日光が差し込むか、冬至と夏至の午前8時から午後4時の間の1時間ごとに作図してみたい。



2010年6月19日土曜日

ブラケット照明

遅々として進まないモデリングだが、ちょっと目先を変えてディテールのモデリング



軒先にぶら下げられたひょうたん型のランターン。呉羽の舎では、この照明器具だけでなくフォルムやディテールは各所に白井晟一ワールドが展開されている。



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